高校ソフトボール部 稲葉杯 第3位
2019年05月10日(金)
5月5日(日)に葛飾商業高校にて
「第14回 稲葉杯争奪研修大会」が行われました。
この稲葉杯は春と秋に行われ、
本校は秋に2部で優勝をしています。
当日は快晴の下、多くの保護者や卒業生の応援をもらい、生徒たちは一生懸命頑張りました。
いつも通り、あたふたどたばたした試合をしながらも準決勝まで勝ち上がりましたので、そこから報告します。
準決勝の相手は文京学院大学女子高校です。
左投げのエースピッチャーを軸にしたチームです。
富士見は(予想通り)なかなかチャンスを作れず、ピンチをただひたすらしのぐという展開が続き、0-0のまま試合が進んでいきます。
そのまま最終回を迎え、富士見はノーアウト満塁というチャンスを生かしきれず、無得点に終わります。1点が入ると試合終了というその裏の守備で、ワンアウト満塁のピンチを作られてしまいます。「これは厳しいかなあ」と顧問は心の中で思いましたが、生徒たちは執念で0点に抑えました。そのまま0-0で試合終了です。
最終回終了時に同点だった場合は抽選になります。これは公式大会でも同じ方法で行います。
方法は、「〇」か「×」が書かれている札が9枚用意され、それを選手が1人ずつ引いていくというものです。「〇」が多いチームの勝ちとなります。
「最後はくじで勝敗が決まるの!?」と感じたかもしれませんが、そうなのです。
抽選の結果、4:5で負けました。
選手たちはその場に崩れ落ちました。
勝ち負けを決めなければいけない難しさと、
この試合を勝ちきれなかった監督としての責任を非常に感じた試合になりました。
その後、3位決定戦を行い、3位でこの大会を終えました。
この大会で、高校3年生は引退となります。
中学時代は試合で勝った記憶がないという学年ですが、
夏は私学新人大会で東京都ベスト16、
秋は稲葉杯で2部優勝と、
見事な歴史を作ってくれました。
これから始まる新チームにも期待したいと思います。