学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

受験生の方へ在校生・保護者の方へ卒業生の方へ

高1 SDGs探究⑤

ジェンダー平等を実現しよう住み続けられるまちづくりをつくる責任つかう責任

高校1年生SDGs探究では、自分たちで課題をみつけて解決にむけてチームで活動しています。高1のすべての班が意気込みや報告をしますのでご覧ください。
  
目標5「ジェンダー平等を実現しよう」9班
私たちはジェンダー平等を実現するために何をすれば良いかを考えています。そのために、まずは私たちができることとして、1.ジェンダー平等に興味を持つ。2.家族と話し合ってみる。3.寄付・ボランティアに参加してみる。4.発展途上国の女性たちが製作に携わっていたり、売り上げの一部が女性たちの支援につながるようなプロジェクトに協力する。このようなことが出来るということを放送や動画を使って、富士見生や先生方に伝えていきたいと思っています。(目標7・9班)

目標12「つくる責任 つかう責任」1班
私たち目標12の1班はどうすれば富士見生に消費者としてのつかう責任を感じてもらえるのか考えました。そこで、校内で古着回収を行うことにしました。今、世界ではファッション産業から年間9200万トンのゴミが捨てられています。ポリエステルは年間5200万トン生産されていますが、このままでは資源である石油が足りなくなってしまいます。今後寄付する予定のない服を集め、BRINGという回収した服をリサイクルして服を作るブランドに寄付します。回収された古着に含まれるポリエステルを再生ポリエステルにリサイクルして服を作り、それ以外の素材も再生ウールや自動車内装材などにリサイクルされます。この古着回収に参加することで、富士見生が「つくる責任 つかう責任」を身近に感じ、今後もSDGsに貢献するような行動をしてほしいと思います。(目標12・1班)

目標11「住み続けられるまちづくりを」1班
私たちの班は、大小さまざまな観点からよりよいまちづくりのために必要なことを考えて1つの住み続けられるまちを完成させることを目指しています。また、『コンパクトシティ』『地震の少ない地域』『pm⒉5』『建築物の耐震性』の四つに絞って個人で調べ学習を進めています。また、企業などにメールを送るという活動を行っています。
1, 住み続けられる『地域』…「コンパクトシティ」とは、生活に必要な施設や人を集約することで、移動を少なくしCO2排出量を減らす取り組みです。日本にも成功例があり、日本にさらに必要な観点です。私は地震の観点からどこにコンパクトシティを置くか考えています。日本で地震が少ない地域をデータを見て取れるのは近畿地方より西あたりなので、その中で交通や街が発達していて、都市作りに必要なものが揃っているように見える、福岡周辺にすると良いと考えました。
2, 住み続けられる『都市』…「コンパクトシティ」という考え方を利用すると多くの利点があります例えば、市民や生活に必要な施設を集約することで、徒歩のみで生活できたり、災害時の対応の利便性が上がったりします。実際に日本での成功例もあり、さらに日本で広まるべき観点です。
3,住み続けられる『空気』…よく「コンパクトシティ」にすることで車か出るCO2を減らすことができ、そのことによって大気汚染を少しでもよくすることができるようになります。また観察することも楽になると思います。
4,住み続けられる『家』… 私は地震が多い日本では、家の耐震化が重要だと考えます。震災犠牲者の多くは建築物倒壊によるものです。阪神淡路大震災では83.3%が建物倒壊等による死亡でした。都心でもいつ起こるか分からない大地震への対策を考える上で、建物の耐震化は自分たちの身を守る為に必要です。
(目標11・1班)