学校法人山崎学園 富士見中学校高等学校

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高1 SDGs探究④

エネルギーをみんなにそしてクリーンに働きがいも経済成長も人や国の不平等をなくそう

高校1年生SDGs探究では、自分たちで課題をみつけて解決にむけてチームで活動しています。高1のすべての班が意気込みや報告をしますのでご覧ください。
  
目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」 1班
私たちはこの探究活動で、地球温暖化が問題となっている世界の中、いち早く新たな活動を始めた企業や自治体、それに関わる人々がどの様な活動をしていて、どのような影響を与えているのかを調べています。そのために、これらの活動をしている電力会社に電話やメールなどでインタビューをし、日本の現状を知りたいと思います。インタビューをするためには、まずは私達が地球温暖化やそれぞれの企業が行っている活動内容が何を目的としているものなのかを考えたり、その活動をする事で世界にどのような影響があるのかなどを調べる必要があります。これらを資料やインターネットを利用して調べていきたいと思います。また、インタビューでは、なぜこのようなエコなエネルギーの使い方をしたのか、地球温暖化以外に何か良い影響があるのかなど、私達の知らない技術や現状を聞きたいです。今後は学校内でこれらの事についてまとめたポスターを貼り、この内容を富士見生やその保護者の方々に知ってもらった上で、より地球温暖化に気を遣った生活を送ってもらいたいと思います。(目標7・1班)

目標8「働きがいも 経済成長も」 1班
私たちはSDGsの目標8の「働きがいも 経済成長も」という問題について考え、取り組んでいます。最初はテーマが大きすぎたため、どうすればいいのか、具体的にどのようなアクションを起こせばいいのか悩んでいましたが、”働き方改革”というキーワードをもとにテーマを絞り、働き方改革の主な3つの課題の一つである「長時間労働の解消」について行動を進めることに決めました。長時間労働を解消するにあたって出てくる問題のひとつは、今までよりも仕事の効率化を要求されるということです。そこで私たちが1番身近であり、これからの行動を起こしやすく長時間労働が問題視されている教師について焦点をあてることにしました。問題の解決として具体的にどのような仕事を以前よりも効率化できるか、また無くすことができる仕事はあるのかなどを直接先生方にアンケートをとることにしました。対象は富士見の学校の先生で、担任や副担任を受け持っていらっしゃる先生や講師の先生方などにアンケートを行っています。これからのアクションはこのアンケートの結果次第で決めていく計画です。(目標8・1班)

目標10「人や国の不平等をなくそう」 1班
私達1班は目標10「人や国の不平等をなくそう」に貢献するためにフィールドワークや文献等で世界中で起きている様々な不平等について調査し、差別問題がどれほど認知されているのか夏休み中に作成したレポートを中心に共有し話し合いを行いました。年齢、性別、障がい、人種、民族、生まれ、宗教、経済状態のような格差や違いに起因する不平等は多くの人を苦しめています。しかしながら不公平さへの認知と支援的態度は未だ低く、不平等問題に対してどのような取り組みが行われているか分からない、そもそも差別がどういうものに当てはまるか分からないと感じている人が多いということが私達が行ったアンケート調査で判明しました。そこで私たちはこの不平等問題をより多くの人に身近に感じてもらうためにポスターやパンフレット作成など、発信の場を設けて精力的に活動しています。私たちの活動がより社会に貢献できるようにこれからも調査や発信を続けていきます。
(目標10・1班)